バイオリンDVD

池田先生のバイオリンレッスンDVDで感じたメリット・デメリット

開封

火曜ドラマ『G線上のあなたと私』の影響で「私もバイオリンの練習をしてみたい」という人も多いのではないでしょうか。

私も元々バイオリンを独学で始めて、その後バイオリン教室に8か月だけ通っていました(残念ながら、つい最近仕事の都合で退会することになりました…あと個人レッスンだったのでG線上のあなたと私みたいな展開はありませんでした)

しかしバイオリンを弾くのがものすごく楽しいので、教室に行けなくなっても仕事をしながら自分でなんとか練習できないだろうかと思い、少し前から池田先生の『初心者向けヴァイオリンレッスンDVD』を使って練習をしています。

バイオリンは「子供のころから習ってないと難しい」というイメージがあったり、バイオリン教室に通うこと自体も敷居が高く感じられたりするかと思いますが、DVDを使っての練習だと仕事をしていても自分のペースで気軽に続けられるのでおすすめです。

今回は実際に購入時どんな感じだったかということと、練習に使ってみてどうだったかというレビューを描きたいと思います。

注文後2日でDVD着。開けたら色々入ってた!

注文して2日目、DVDセットが到着(早い)

元々使っていたエレキバイオリンがまだ現役だったのでDVDだけ購入しました(楽器がセットになったものもあります)

それにしてもDVDが入ってるだけにしては大きい箱だな?と思ったら結構色々入ってました。

ヴァイオリン教本

まずはヴァイオリンレッスンの教本。

想像してた厚さと違う…分厚い!

読んでみると、自分が独学を始めた頃につまづいていた以下のポイントが丁寧に書いてありました。

  • 初回の松脂の塗り方
  • 弓の毛の適切な張り具合
  • ペグを回す時のポイント
  • 弓を持つ手のダメな例
  • 初心者にありがちな弓の軌道
  • 右腕の動かし方(よくない動き、正しい動き)

DVDを観て練習できない日も、この教本を隙間時間に読むだけでも勉強になるボリュームです。

ヴァイオリン楽譜+ピアノ伴奏楽譜

教本でやる曲はヴァイオリン楽譜とピアノの楽譜がついていました。

楽譜を使ってみて一番良かったなと思う点が、ヴァイオリン楽譜の方にドレミだけでなくフィンガリング(A0、A1、A2等どこの弦を何の指で押さえるか)も書いてあるところです。初心者には大変ありがたい…

しかもどの曲も「ドレミとフィンガリングが書いてある楽譜」「フィンガリングが書いてある楽譜」「何も書いてない楽譜」が入っているので、曲に慣れてきたら何も書いていない楽譜の方に徐々に移って練習できます。

そして個人的な最終目標、情熱大陸…!

ちょろっと中身を見てみたらめまいがする難易度だったので、すぐにそっ閉じしました。

以前、自分でやってみようと思い楽譜プリントサービスで情熱大陸の楽譜をダウンロードしてみたことがあるのですが、その時も秒で閉じたのでした…DVDの順番で練習したらきっと弾けると信じて練習したいと思います。

指板シール

自分は1~4の指の4か所に自分でシールを貼っているのですが、池田先生の教材についてくるシールは半音のところのシールもあって計7枚でした(細かい)

指板シールを正しい位置に貼るための台紙もついていて、「指板の先端」と書いてあるところをバイオリンに合わせれば初心者でもきちんとした位置に指板シールが貼れるようになっていました。

ちなみに楽器セットを頼んだ場合は備考欄に「シール貼り付け希望」と書けば、シールを指板に貼った状態で届けてもらえるそうです。

この指板シールの台紙を残しておけば、あとでシールがはがれてしまった時も自分でシールを貼れば困らなさそう。

DVD(3枚セット)

そして欲しかったDVDとついに対面。
DVDの内容はざっくりこんな感じでした。

DVD1枚目(約2時間)

準備編(約30分)

  • ヴァイオリンの扱い方、音の出る仕組み
  • 松脂の塗り方
  • ヴァイオリンの構え方
  • チューニングのやり方
  • 指板シールの貼り方

演奏編(約1時間半)

  • きらきら星
  • 歓びの歌
  • 良い音を出すコツ
  • ヴァイオリンの片付け方
  • 音符の種類と楽譜の基礎
  • ボウイングの練習
  • 上手に弓を使う練習

1枚目はバイオリンの持ち方から丁寧に教えてもらえます。

曲はバイオリン教室で一番初めに習うであろうきらきら星からのスタートです(自分も独学の時に初めて弾いた曲がきらきら星でした)

DVD2枚目(約3時間)
  • G線・D線の練習
  • アメイジング・グレイスの弾き方
  • 見上げてごらん夜の星をの弾き方
  • 強弱をつけた弾き方
  • スラーとスタッカート
  • アイネ・クライネ・ナハトムジークの弾き方

1枚目は主にA線とE線の練習で、2枚目からG線とD線の練習がでてきます。

「アメイジング・グレイス」「見上げてごらん夜の星を」「アイネクライネ・ナハトムジーク」どの曲も有名でやる気が出ますし、特に「アイネクライネ・ナハトムジーク」はすごく難しいけど弾けたらとてもかっこいい曲です。

(なお、2020年1月現在はアイネクライネ・ナハトムジークで苦戦中です…)

DVD3枚目(約2時間)
  • ヴィブラートにチャレンジ
  • カノンの弾き方
  • 早いところをうまく弾くコツ
  • 重音の練習
  • トゥーランドットより「誰も寝てはならぬ」
  • 情熱大陸にチャレンジ

3枚目はさらに難易度が高いですが、個人的に憧れの曲「カノン」が入っています!

フィギュアスケートが好きな方は荒川静香選手が踊ったトゥーランドットもやる気が出そうです。そして大好きな情熱大陸…私もぜひ最後まで諦めずに練習を続けたいと思います。

DVDで練習してみて感じたメリット・デメリット

その後、家にDVDを再生するものが何もなかったというトラブルがありましたが(はずかしい)現在は無事にDVDを観ながらなんとか1人で練習を続けられています。

2020年1月現在でDVD2枚目の「アイネクライネ・ナハトムジーク」まで進んでいますが、ここまでDVDを使って練習してみて感じたメリットとデメリットをまとめてみました。

DVDで練習をしてみて感じたメリット

まず、初心者向けヴァイオリンレッスンDVDで練習してみて感じたメリットを挙げてみました。

手探り状態で独学するよりはるかに効率が良い

私がバイオリンを独学で始めた頃は、Youtubeの動画を観たり自分で本を買ったりして練習していたのですが、その頃の練習に比べるとこのDVDの内容に沿って練習したほうが圧倒的に効率が良かっただろうと思っています(けどその頃はこのDVDがまだ発売されてなかったのでしかたない)

バイオリンを一度も弾いたことがなくインターネットで調べながら手探りで練習していたので、「練習がすごくゆっくりとしか進まない」「やっている練習が正解なのかわからない」「音が耳障り」という三重苦で、結局その時は独学を投げ出してしまいました。

しかしこのDVDだと、特にDVDの1枚目に沿ってやっていれば順調に独学をスタートできただろうと思います。

またこのDVDのキャッチコピーの「たった30分で弾ける」というのを見て「30分ではさすがに弾けないだろ」と思っていたのですが、後日還暦ちょい過ぎの父に試してもらったところ、本当に30分くらいできらきら星を弾けてました(そして父が超喜んでました)

バイオリン教室へ通うより肉体・精神的に楽

思い返せば、バイオリン教室に通っていた頃はバイオリン練習と仕事の両立に苦慮していました。

仕事の残業で月3回のレッスンが月2回になってしまうこともあれば、練習が間に合わなくて前回のレッスンからほとんど進歩がなく先生の貴重なお時間をまた同じ個所の練習に使っていただくことも多々ありました(先生本当にすみません…)

また、レッスン自体は30分で終わるけど移動時間も含めればトータル1時間半つぶれるのが月3回。最初は「月3回なら余裕!」と思って始めたのですが、自分にとっては仕事をしながらだと月3回のレッスンに通うだけでも意外とつらかったです。

個人的に一番つらかったのはバイオリン練習自体は楽しいのに練習時間がうまくとれなかった週に「今週全然練習できてないな。先生に怒られるかな…行きたくないな」という感じで、仕事に行きたくない月曜日の朝みたいな精神状態になってしまっていたことです。

それに比べると、DVDだと家に帰ったらすぐに練習を開始できるし、練習がうまくいかず先生をがっかりさせてしまう心配もないので肉体的にも精神的にもすごく楽になりました(その分自分で練習を続けるのに苦労していますが…)

バイオリン教室に行くより安い

これも自分にとって良かった点なのですが、バイオリン教室に行くよりも費用を安く抑えることができます。

ざっくり計算すると自分の通っていたヤマハ大人のバイオリンレッスンの個人レッスン(1回30分・毎月3回)だと月謝が1万円くらいなので、DVD3枚セットの価格≒月謝3か月分くらいになります(実際はバイオリンレッスンの費用の方がもう少し高いのですが、コスパについては後で詳しく書きます)

しかしDVDの内容は3か月分のレッスン(30分×9回)で教えてもらえる内容よりも断然多いので、安いのに内容は多いという点が個人的にメリットだと感じている点です。

DVDで練習してみて感じたデメリット

逆にDVDで練習してみて感じたデメリットです。

先生に隣で指導してもらうよりは劣る

そりゃ当たり前だろという感じなんですけども、「隣で生身の先生に指導してもらう」環境には劣ります。

バイオリン教室に通っていた身としては、やはりリアルタイムで「右ひじ!」とか「右手首もうちょっとやわらかく!」とか言ってもらう方が断然良いです。

もしバイオリン教室に通える人であれば、DVDで練習するよりもバイオリン教室に通う方がおすすめです。これは数十年先にロボットとVR技術がもっと発達するまでは生身の先生にかなうものは出てこないだろうと個人的には思っています。DVDでの独学<<<バイオリン教室なのは当分ひっくり返ることはないだろうなと(しかしゆくゆくはお酒で言うところの獺祭のようなことがバイオリンにも起こりうる)

ただ、私のようにバイオリン教室に通うのがつらい人や、近くにバイオリン教室が無い等の理由で教室に通えない人であれば、バイオリン教室で教えてもらうのに近い状態で練習できるようによく工夫されているDVDなので、試してみると良いだろうと思います。

練習パートでは先生の指板付近をアップでうつしてくれるので見やすいですし、お手本演奏もきれいで何回も視聴できます。

バイオリン教室と違ってわからなければ無限にリプレイできるというメリットがあるので、先生に言われたことを一度で理解できないという人(私です)には教室よりもDVDの方がおすすめできるかもしれません。

練習が続くかどうかは自分次第

これはDVD自体のデメリットではないかもしれませんが、個人的に一番困った点です。

DVDの内容自体はすごくわかりやすくて満足してるのですが、DVDの練習内容を実践するのは自分なので練習をサボったらDVDを買った意味がないんですよね。

元々私は独学でバイオリンを初めて挫折した結果、どうにか練習を続けたくてバイオリン教室に通い始め、そして仕事で教室に通えなくなって独学に戻ったという経緯があるので「DVDを買ったはいいけど最後まで自分1人で練習続けられるのか?」というところが本当に不安です(今のところ数か月練習を続けられていますが、最近難しくなってきてつらい)

バイオリン教室に通っていると「先生に迷惑をかけてはいけない!」という気持ちがあったり、次までに練習してくる箇所があったりしてさぼらずできてたのですが、DVDはそういうのありませんからね…!

なのでこればかりは本当にどうしようもないのですが、練習をしてると毎日池田先生からワンポイントレッスンのメールが届きます。

このメールを練習をさぼった日に読むと「先生すみません…明日は頑張ります」という気持ちになって、監視してもらわないと練習さぼってしまう人間としては意外と助けられています。

特筆すべきはコスパの良さ

現在はバイオリンDVDで独学している状態の私ですが、DVDを買う前はヤマハ大人のバイオリンレッスンに通っていました。

その時は以下の費用がかかっていました。

バイオリン教室に通っていた時の費用

  • 入会金+管理費用+テキスト代(2冊): 10,250円
  • 月3回 1回30分の個人レッスン: 10,450円/月
  • アコースティックバイオリン: 41,000円

バイオリン教室ではアコースティックバイオリンが必要だったため、事前にGRAZIOSOの初心者向けで4万円ちょっとのバイオリンを自分で購入していました。

それも含めると私の場合は8か月通って以下のような計算になりました。

実際にバイオリン教室に8か月通った際の費用

  • 1か月目: 61,700円(バイオリン込み)
  • 2か月目:10,450円(通算72,150円)
  • 3か月目:10,450円(通算82,600円)
  • 4か月目:10,450円(通算93,050円)
  • 5か月目:10,450円(通算103,500円)
  • 6か月目:10,450円(通算113,950円)
  • 7か月目:10,450円(通算124,400円)
  • 8か月目:10,450円(通算134,850円

対して、池田先生の初心者向けヴァイオリンレッスンDVDのお値段はというと

池田先生の初心者向けヴァイオリンレッスンDVDの費用

DVD3枚セット:32,780円

DVD+楽器セット:

  • 通常バイオリンのセット:76,760円
  • エレキバイオリンのセット:87,340円

こうして比べてみると、

DVDのみ ≒ バイオリン教室の月謝3か月分(入会金等は除く)

エレキバイオリン+DVDのセット ≒ バイオリン教室に入会して3か月

だいたいこんなコスト感になります。

ちなみにバイオリン教室に入会して3か月の頃はヤマハのオリジナル練習曲→よろこびの歌→オーラ・リーを練習していました(まだ3曲のみでした…)

また、バイオリンDVDの方は最後に情熱大陸をやるのですが、ヤマハの音楽教室では「テキストの3冊目で情熱大陸を習う」と先生から聞いておりました。

私は8か月でようやくテキスト1冊目が終わったので3冊目まで2年くらいなのかな?と推測すると、バイオリン教室にそのまま通っていた場合は通算で306,050円かかっていた計算になります。

私と同じように「最終的に情熱大陸を弾きたい」という目標の人あれば、池田先生のDVDは相当コスパが良いと言えそうです。

楽器セットのバイオリンも使いやすい

私はチューナーや譜面台をすでに持っていたのでDVDのみを買ったのですが、独学を始めた頃に買ったエレキバイオリンが不調になったため、このDVDの楽器セットについてくるエレキバイオリンと同じものを後日購入しました↓

以前使っていたエレキバイオリンより扱いやすく、アコースティックバイオリンに持ち替えたときの違和感も少なくなって快適になりました(今まで使ってたエレキバイオリンが安すぎたのかも)

実際に自分で使ってみて良かったのでバイオリン自体まだ持っていないという方には楽器セットを買うほうがおすすめです(お部屋の防音がしっかりしている場合はアコースティックバイオリンがおすすめで、そうでなければエレキバイオリンを選ぶ方が無難です)

使用感はエレキバイオリンしか試していないのでアコースティックバイオリンの方はわからないのですが、エレキバイオリンの方は夜でも練習できるし価格に対して十分使えるものだなと満足しています。

今だけキャッシュレス決済還元もある

元々のコスパも良いなぁと思うのですが、クレジットカードかAmazon Payで決済するとエレキバイオリンのセットで4,367円のキャッシュレス決済還元があるとのことです!

ちょっと早まって買ってしまった私には悲しい情報でしたが、今ならキャッシュレス決済還元を利用してお得に購入できます。

まとめ:バイオリン教室に通えないけどバイオリンを練習したい人は「DVDで練習」という手もあり

今回は池田先生の初心者向けヴァイオリンレッスンDVDを開封してみた様子や、実際にDVDを観ながら練習してみて感じたメリット・デメリット、コスパ的にどうかということについて書きました。

当初は仕事の都合でバイオリン教室に通えなくなって買ってみたDVDでしたが、その後マイペースに練習を続けられており「まずはバイオリン教室3か月分のもとは取れたな」と満足しています(これ以降は使えば使うほどお得になる計算)

「仕事の都合でバイオリン教室に通えないけどバイオリンの練習がしたい」

「近くにバイオリン教室はあるけど行く勇気がない」

「バイオリンをやってみたいのに近くにバイオリン教室がない」

こんな方はまずDVDを使って練習を始めてみてはどうでしょうか。自分のペースで練習ができますし、きらきら星なら本当に30分で弾けてしまいます。

ちなみに追加で2曲の楽譜と解説付きCDがついてくるキャンペーンも時々しているようなので、その時を狙って購入するのがおすすめです(私の時もそれでプラス2曲ゲットしました)


まだバイオリンを持っていない人でも、楽器セットを買ってしまえば、送料無料で届いたその日から練習できます。この機会に憧れのバイオリンを始めてみてはどうでしょうか。

櫻木
櫻木
せっかく買ったので3枚目の情熱大陸まで完走するまで練習日記を始めました。ご興味があればのぞいてみてやってください
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